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設備紹介

超音波ウエルダー

超音波ウエルダーとは
超音波溶着により、主としてPP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)など、硬質のプラスチックを溶着加工するときに使用される。
超音波溶着とは、電気エネルギーを振動子で機械的振動エネルギーに変換し、それをホーンと呼ばれる共鳴体を通して素材に伝え、その振動エネルギーによる発熱で溶着する方法である。たとえば20kHzの電気信号を発振器から振動子へ伝達する場合、振動子は一秒間に2万回振動する。それにより発生する強い分子間の摩擦熱により、素材はその溶融温度まで瞬時に上昇し、1秒ほどで溶着できる。
〇メリット
・消費電力が安い
・接着の強度が強い
・加工にかかる時間が短い(溶着サイクルが早い)



ハイブリッド超音波ロータリーウエルダー(10KW) 

超音波ロータリーウエルダー

高周波ウエルダー

高周波ウエルダー
高周波ウエルダーによる溶着加工については、特に軟質塩化ビニール(PVC)の溶着加工に使用される。
高周波溶着とは、プラスチック素材などの電気的絶縁体に、電波の一種である高周波の強い電界を与えることにより、分子レベルでの衝突・振動・摩擦を物質の内部で発生させ、それにより発生する熱で溶着を行う方法である。
高周波金型と呼ばれる、プラス電極、マイナス電極を溶着する箇所や形状に合わせたものを用いる。

▲高周波溶着の仕組み
〇メリット
高周波溶着では、断面が下図のような温度分布になり、溶着したい部分を選択的に加熱することができる。そのため、表面その他の周辺部位における熱による影響(劣化や伸縮、焦げ付きや糸引き)を防ぐことができ、美しい仕上がりになる。



ハイブリッド高周波ウエルダー(10KW) 

ハイブリッド高周波ウエルダー(Vシリーズ)

高周波ウエルダー(KVシリーズ 4KW・5KW) 

高周波ウエルダー(KVシリーズ 7KW・8KW)

高周波ウエルター(KMシリーズ7KW)

設備一覧

高周波ウエルダー機

名称台数(台)メーカー
8kw スライド式 KVシリーズ2精電舎電子工業 株式会社
7kw スライド式 KV、KMシリーズ3同上
ハイブリッド超音波ウエルダー 10kw スライド式自動同調付1富士電波工機 株式会社
3kw KW 3K2精電舎電子工業 株式会社
4kw KW 4K2同上
5kw KW 5K2同上
7kw 自動製袋機1同上

超音波ウエルダー機(汎用)
名称台数(台)メーカー
450B2精電舎電子工業 株式会社
1200B1同上
2100B2同上
その他自動糊貼機(自社開発)、断裁機、打抜機、セラミック式赤外アニールソ炉、PPファイル加工機など
超音波連続加工機 (2.1kw 3台、1.2kwΣ1台搭載)
超音波ロータリーウエルダー (4ホーン式 2台、6ホーン式 1台)

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