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CELLワインバッグのご紹介(2023年12月13日:更新)

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ワインバッグの空気量の調整

バッグの組み立て

クッション材(2枚)をバッグ本体の底部に押し込みセットします。

 バッグの内側上部の空気弁を引き出し、付属の空気吹込み用のチップを差し込みます。このチップから空気を口から吹き込みワインボトルが中心になるよう調整します。 (空気を入れる際、自転車タイヤ用の空気入れなどは使わないでください。空気圧が高すぎて、ワインバッグが破裂する場合があります。)ふたをした後、空気弁を本体に押し込みます。 これで安心してワインバッグを持ち運びできます。

バッグの温度調整

水と氷でバッグ内の温度を調整します。バッグ内に水と氷が入るスペースを作るため空気弁から空気を少し抜きます。(完全に抜ききってもかまいません。また、これによりワインボトルの出し入れがしやすくなります。)水と氷の量は、ボトルが約8分目位つかるくらいに調整します。

 赤ワイン(18度くらいが目安)などあまり温度を下げる必要のない場合、水道水や河川の水だけで温度変化をみながら調整してみてください。(季節にもよりますが、高い場合は少しの氷で調整ください。低すぎる場合お湯を入れて調整するのも一考です。)

 目安として、室温(ボトル内部24度)くらいのワインの場合、ボトル内温度が約30分(8℃目標)~約50分(6℃目標) くらい放置すると液晶表示テープの温度に安定します。(ちなみに冷蔵庫で冷やす場合、前述したように、白ワインだと約90分、スパークリングワインだと約3時間かかります。あらかじめ冷蔵庫でその時間内で冷やしますと早く冷やすことができますが、冷蔵庫だと冷やしすぎる場合があり注意が必要です。)

 慣れるまでコツが必要ですが、皆様のワインライフの一助となれば幸いです。

ワインバッグの液晶表示について

表示範囲は -2℃から 20℃まで2℃刻みになります。内温が8℃の場合

 表示は 8℃(緑色)に表示されますが、例えば間の温度 9度の場合 8℃(緑色)と10℃(赤色)の両方が表示されます。

 太陽光のもとの屋外の場合は、表示がよく見えますが、暗い屋内での使用や、夜間でのキャンプなどの際は、付属のLEDライトか携帯の光で照らすとよく見えますのでお使いください。(文字の小さいところや見えにくい点については今後改良していきたいと存じますので御了承ください)

最適温度で美味しく味わう!ワインの温度と冷やし方

ワインタイプによって変わる基本的な温度

<ワインタイプ>               <温度>
スパークリングワイン             6~8度
白ワイン(甘口)                 6~8度
白ワイン(辛口) シャンパーニュ      10度前後
赤ワイン(ライトボディ)            12~14度
赤ワイン(フルボディ)            16~20度

スパークリングワインは、温度をやや低めにすることで爽やかな酸味とスッキリとした印象を与えます。

シャンパーニュのような香りや味わいに複雑性のあるタイプは、冷やし過ぎずに、10度前後の方が香りを楽しむことができます。

白ワインは、甘口の場合は辛口よりも温度を下げた方が、全体のバランスが良くなります。フルーツを冷蔵庫で少し冷やすと、甘味が感じやすくなる果糖の性質と同じです。

赤ワインは、白ワインと比べると温度もやや高くして楽しみます。「赤ワインは常温」というイメージのある方は、赤ワインは20度以下という数字がポイントです。季節によって気温が変わることや、一般的な室温が23~28度であることを考慮すると、常温はやや高いことが分かります。

温度を下げる・上げる場合のワインの変化

温度を下げた場合、ワインの味わいはフレッシュな印象になります。フルーツの香りが際立ち、白ワインの骨格でもある酸味の印象もハッキリと感じることができます。温度を下げることで、全体のバランスがスマートでシャープなワインになります。常温で飲んだ場合、キレが弱くボテっとした印象だったワインが、冷やすことにより全体がスッキリし味わいが爽やかになるような感覚です。

一方、温度を上げるとワインは酸味が柔らかくなります。冷やすことで隠れていた香りに広がりがでる為、複雑性が強くなります。酸味が抑えられることで、甘味を感じやすくなることもポイントです。全体的にふくよかなバランスのワインの印象になります。

このように温度を下げること・上げることで、本来のワインの持つ個性を立たせることができます。

しかし、注意しなければならないこともあります。ワインの味わいには酸味や甘味の他に、「渋み」「苦み」という要素もあります。

温度を下げることで、苦味や渋みが強く感じる場合があります。例えば、濃く渋いワインを白ワインのように冷やすと、より一層渋みが増し、バランスが悪くなってしまいます。

熟成ワインや複雑性のあるワインの、香りの広がりも狭めてしまうことにも繋がるので、最適な温度を知っておく必要があります。

引用;最適温度で美味しく味わう!ワインの温度と冷やし方 | エノテカ – ワインの読み物 (enoteca.co.jp) https://www.enoteca.co.jp/article/archives/971/

ワインを上手に飲み頃温度に冷やすには?

一般的な室温の24℃くらいから、飲み頃の温度まで冷やす方法と時間の目安を調べました。(冷蔵庫で冷やす場合とワインバッグ(水と氷)の場合の比較)

※急いでいても冷凍庫での保管は避けてください。ワインの凍結によって、容器の破損や液漏れ等の恐れがあります。

 ・赤ワイン:750mlの瓶容器

  (赤のみ参考に、容器違いのPET容器と容量違いの375ml瓶容器のもの)

 ・白ワイン:750mlの瓶容器

 ・スパークリングワイン:750mlの瓶容器

冷やし方は、『冷蔵庫保管(送風口近く)』と『ワインバッグ/水と氷』の2通りで、一定時間ごとにボトルに入った状態のワインの温度を計測しました。

目指すワインの飲み頃温度は、実際にボトルからグラスに注がれるまでに1,2℃上昇することを考慮して、次のように少し低めに設定しました。

 赤ワイン:16℃

 白ワイン:10℃

 スパークリングワイン:5℃

さて、どれくらいの時間でワインは飲み頃温度に冷えるでしょうか? 

赤ワイン:750mlの瓶容器 (およびPET製容器と375mlの瓶容器)

750mlの瓶容器のワイン(24度スタート)では、冷蔵庫(送風口近く)では約40分、ワインバッグ/氷水では約10分で飲み頃温度16℃になりました。

冷蔵庫で飲み頃温度まで冷やそうと思うと、赤ワインでもけっこう時間がかかります。氷水ではあっという間に冷えて、10分以上もほうっておくと冷えすぎてしまいます。

冷えすぎますと、温度上昇に時間がかかりますので注意してください。(1度あげるのに10~15分かかります)

参考に試したPET製容器では、大きな違いではありませんが、1割ほど余計に時間がかかりました。また容量が半分の375mlのもの試してみましたが、1.5倍くらい早く冷えました。

白ワイン:750mlの瓶容器


750mlの瓶容器のワイン(24度スタート)では、冷蔵庫(送風口近く)では90分、ワインバッグ/氷水では約25分で飲み頃温度の10℃になりました。冷え方は赤ワインとほとんど変わりませんでした。

家で冷蔵庫を使って冷やす場合、計画的に入れておく必要がありそうです。

スパークリングワイン:750mlの瓶容器

750mlの瓶容器のワイン(24度スタート)では、冷蔵庫(送風口近く)では約3時間、氷水では約30分で飲み頃温度になりました。

スパークリングワインは、白ワインよりもさらに、かなり前から冷やしておく必要がありました。飲みたい前日から冷蔵庫に入れておくほうがよさそうです。

また、スパークリングワインの瓶は厚みがあるためか、赤ワイン、白ワインよりゆっくり冷える傾向がありました。

参考および引用;ワインを上手に飲み頃温度に冷やすには?? 本当にそうなの?ワインの常識・非常識 サントリー (suntory.co.jp)  https://www.suntory.co.jp/wine/column/34.html

CELL ワインバッグ 仕様書

サイズ    

外寸:縦410mm×横140mm×奥行100mm

内寸:ボトルサイズ 直径 70mm~85mm、1本収容可能 (空気の量で調整)

材質      

本体PVC(軟質塩ビ)シート3枚合わせ

(色透明軟質塩ビ0.3mm,透明梨地塩ビ0.23mm、透明塩ビ、0.3mm)

空気弁軟質塩ビ、ダブルストッパーWP-33、竜興化学工業

クッション材(底部)サイズ 140mm×90mm×厚20mm

発泡ポリエチレン(厚み10mm、密度65kg/㎥、2枚)

液晶表示テープ (アセイ工業、NV-M2-20D,-2℃~20℃、2℃間隔表示) 

お手入れ方法

中性洗剤などで水洗いが可能です。洗った後はよく乾かしてください。
シンナーやアルコールなど揮発性の高いものは使用しないでください。部材が溶けてしまいます。

商品の注意点

〇本記事の内容は、すべての状況で破損しないことを完全に保証するものではありません。
〇空気の量によって保護力が異なります。
〇空気を入れすぎると破損するおそれがあります。
〇熱湯を入れることはできません。バッグの形状が熱で変形します。
〇突起物や鋭利なものを入れないでください。製品が破損するおそれがあります。
〇火のそばや高温になる場所には置かないでください。
〇本来の用途以外には使用しないでください。
〇膨らんだ状態で体重や圧力をかけないでください。
〇製品を印刷物などの上に放置すると、製品にインクが移行するおそれがあります。

〇原材料特有の匂いがする場合がありますが、時間の経過と共に匂わなくなります。

販売元    株式会社河野プラテック 

             〒555-0024 大阪府大阪市西淀川区野里3-6-12

                   ℡ 06-6472-0461  fax 06-6472-0804

        ホームページ  https://kohnoplatec.web-checker3.net/wp/
        SHOPサイト  SHOPPVCNEXT   https;//www.shoppvcnext.comt   

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